自分の会社について紹介することはよくあります。
会社紹介の手段は会社案内やプレゼン資料などの本格的なものから、口頭で説明する場合まで様々です。今回は口頭で会社概要を説明する場合、どう言ったらいいのかロールプレイをしてみましょう。
今回の設定は次のようにします。
- X Company の Kuniwo Sato が Steve Williams さんに会社紹介する
- X Company はエンジン付き小型発電機を製造・販売している
- X Company は岐阜にあり、名古屋から車で1時間くらい
- X Company は自社ブランドだけでなく他社のOEMもしている
- X Company 売上の約60%は輸出
今回は私が以前働いていた会社とほぼ同じ設定とします。何だか懐かしいですね。
会社紹介例文
Steve :
What's your company doing?
Kuniwo :
We, X Company, are a manufacture of small generators.
It is located in Gifu, about 1 hour from Nagoya.
We distribute our own brand generators, and also supply to some major companies as OEM.
Around 60% of our sales is for export.
Steve :
That's great!
非常に簡単ではありますが、この程度の説明ができれば十分です。
ポイントとしては、"We, X Company, are a manufacture of small generators." だけで終わらせるのではなく、今回のように所在地の説明や自社ブランド販売だけでなくOEM供給もしていること、売上の60%が輸出であることなど、相手に興味を持ってもらえそうなネタも合わせて紹介することです。
そうすることでより魅力的な会社紹介となるでしょう。
覚えておきたい単語とフレーズ
We, X Company, are ~
We と are の間に X Company を入れることで、「私達 X Companyは」と次の説明につなげやすくするフレーズです。
"We are X company. We are a manufacture of small generators." と二つの分に分けてもいいのですが、これだと少しブツ切りで冷たい感じがします。ですので、 "We, X Company, are ~" とした方がスムーズです。
manufacture
「製造業」日本語だと「メーカー」と言うのが一般的ですが、、英語では manufacture を使う方がわかりやすいです。
"maker" と言う単語は何かと組み合わせて使う場合が多いです。例えば "shoemaker" とか "troublemaker" と言った感じですね。
located in
~に位置します、~にあります、という意味になります。便利な表現なので覚えておきましょう。
distribute
本来の意味は配るとか分配すると言う意味ですが、販売するという意味合いで使っても問題ありません。
OEM
Original Equipment Manufacturing の略で、相手先のブランド名で製品を生産することです。自動車ではよく見かけますね。ちなみに私が以前働いていた会社でもOEMはしていましたが、ラベル・取説・箱が違うだけと言うものもありました。
[まとめ] 小ネタを挟んで魅力的な会社紹介を!
会社紹介をする場合は、単に会社名を言うだけでなく、事業内容や場所などの小ネタを挟んで相手が少しでも興味を持ってくれるように説明しましょう。
そこから話が弾んで新たな仕事につながる場合もありますので、会社紹介は結構大事です。いつ聞かれてもスラスラ答えられるよう、普段から頭の中で準備しておくことをおすすめします。